Surin 20031116

 在タイ日本人の間では、タイの三大祭りの一つとして数えられるスリンのゾウ祭り。「スリン=ゾウ」というイメージはタイ人も日本人も同じだが、祭りとなると異なる。そもそも3つ選ぶという感覚自体が異なり、人それぞれだがタイ人の間でゾウ祭りが3位内に上がってくることは少ないようだ。

 スリンの地にはクーイ族というゾウの扱いに長けたクメール系の民族が暮らし、一説によると3000年もの昔から、ゾウと生活を共にしてきたという。タイではスアイ族と呼ばれるのが一般的だが、別称とされる。

 日本人にも人気のゾウ祭りは、クーイ族が多く住むタートゥーム郡の役場の落成式(1963年)が最初だといわれる。役所は地元の人たちが喜びそうな出し物ははないかと考え、ゾウの競争を催したところ大いに受け、以来スリンの町興しとして定期開催されるようになった。

 ゾウ祭りは毎年11月に開催される。乾期で日差しが強く、会場は埃っぽく、席によっては見学はかなりしんどい。炎天下で芸を続けるゾウがかわいそうと思ってしまうが、時間があれば水浴びしているので、見学客よりは楽なのかもしれない。


人口:139万7,000人(2017年、内務省地方自治振興局)
面積:8,124平方キロメートル(エネルギー省)
   人口138万2,000人の山口県ほど
   面積8,396平方キロメートルの兵庫県ほど
距離:バンコクから457キロ(タイ道路協会)