Phrae
 チーク材で有名な県。古くからヨーロッパなどの国々に輸出、19世紀には貿易でプレーに暮らすヨーロッパ人が、チーク材の邸宅を競って建てたという。町には昔ながらの建築物が点在する。

 スコータイ王朝のころには町が形成され、ヨーム川沿いに今でも城壁が残り、中には旧市街が栄える。寺院の様式はミャンマーのそれに近く、趣きのあるチーク材で出来た本堂や礼拝堂も見られる。

 見どころは寺院のほか、草木もまばらで奇岩が残る「ペ・ムアン・ピー」。標準タイ語で直訳すると「お化けの町のヤギ」と意味不明だが、北部タイ語では「静かな寂しい場所」となるようだ。

 県のほとんどが山に覆われている。バンコクからチェンマイに延びるタイ国鉄の北部線が走るが、山岳地帯のデンチャイでは脱線事故が多く、ひんぱんにニュースとなっている。

人口:44万5,000人(2018年、内務省地方自治振興局)
面積:6,539平方キロメートル(エネルギー省)
   人口55万6,000人の日本最少の鳥取県以下
   面積6,408平方キロメートルの栃木県ほど
距離:バンコクから551キロ(タイ道路協会)