今回は生活習慣病のなかで最も患者数が多い、高血圧症についてです。

 血圧は30代から上昇し始め、年齢とともに上昇します。この症状は動脈の血流が低下し、心臓が血管に血液を送るために圧力を高めることで起こります。原因として塩分の過剰摂取や飲酒といった食生活と喫煙や運動不足による肥満といった生活習慣による血管の汚れ・つまりがあげられます。

 収縮期血圧(上の血圧)は130mmHg以下、拡張期血圧(下の血圧)は85mmHg以下に抑えられるように努めましょう。

 血圧が上昇してきたら動脈硬化が起こっている可能性があるので、毎朝、定期的に血圧を測定し、散歩や水泳などの有酸素運動(20分以上で週3日以上)と塩分の取りすぎに注意した食事を心がけましょう。それでも改善がみられない場合は、投薬治療により血圧を下げる必要があります。下の血圧が高い場合は、頭痛やめまいなどの自覚症状が生じる場合もあります。高血圧は多くの場合、自覚症状がありませんが、放置しておくと心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高くなるので注意してください。

 喫煙も血圧を上昇させる大きな要因です。交感神経が興奮し血圧が上がります。また、ニコチンによりアルドステロンというホルモンが分泌され血圧が上昇がみられます。さらに心筋梗塞や狭心症のリスクも高くなりますので、禁煙が望まれます。

 バンコク病院では日本の医師免許を持つ日本人、タイ人内科医が勤務しており日本語で診察が出来ます。また、禁煙外来もありますので、血圧が心配な方はお気軽にご相談ください。

Bangkok Hospital, Japan Medical Service(ジャパン・メディカルサービス)
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則竹淳
名古屋大学医学部非常勤講師
名古屋大学大学院医学系
研究科卒(博士(医学))