newsclip.asia

日本語総合情報サイト newsclip.be 姉妹サイト 現場ありきの取材で情報収集!



「今日も現場にいます」

 南部国境県では常に、イスラムは否定されてきた。北から南までタイ全土にこれだけムスリムがいて、日常生活にこれだけ馴染んでいるのに、おかしな話である。現在にも続くことだが、民族問題が宗教問題にすり替わっている証といえる。1909年の英国領マラヤを統治する英
『【note】Chapter 7 常に否定されてきたイスラム』の画像

 2007年9月1日、ヤラー県ヤラー国鉄駅前。事件もなく、やることなく、暇。 駅前で警戒中の陸軍兵士に話しかけてみる。警戒というよりは仲間の兵士と何やら買い物中で、みんなが戻ってくるまで時間を潰しているような雰囲気。彼が手にしているドイツ製HK33が気に
『【note】Chapter 6 陸軍兵士になった地元ムスリム』の画像

 自分はタイに長く連れ合い(女房)もタイ人で、その連れ合いの同級生に海軍特殊部隊の分隊隊長という兵士がいる。彼いわく「タイのネイビーシールズ」だ。訓練ではまさしく、米国の映画のような機密作戦やハイジャック鎮圧といった訓練を繰り返しているようだが、平時に訓
『【note】Chapter 5 単なる不良の集まりレベル? 中核は極めて小さな組織』の画像

 「単なるテロ組織か?」というより、「単なる山賊か?」という表現の方が良いかも知れない。テロ組織に限って大義名分を振り回すが、山賊は主義主張なく騒ぎを起こして強奪して終わり、だからだ。南部国境県一帯に存在する組織はまさしく、山賊まがいが多いという。 南部
『【note】Chapter 4 分離独立派組織か? 単なるテロ組織か?』の画像

 2007年6月11日朝。従軍取材を終えてホテルに戻る準備をしていたら部隊長がやってきて、「近くの村に医療支援に行くがついてくるか?」と聞いてきた。過去24時間歩き続けて仮眠は2~3時間。眠くはない。でも疲れていない、というとウソになり、ホテルに戻ってさ
『【note】Chapter 3 美人軍医に歯の治療をお願い』の画像

 第4軍管区の広報担当幹部の陸軍大佐が帰っていき、しばらくして従軍させてもらう部隊の兵士数人がバンで迎えに来た。M16A1小銃を手にした兵士に促されてバンに乗り込むと、その兵士はドアの前で小銃を左右に構えて警戒し、後ずさりしながら滑るように入ってきた。自分
『【note】 Chapter 2 陸軍分隊を従軍取材② 真の任務はテロが起きない環境作り』の画像

 1千キロも離れたバンコクから数カ月起きに訪れるだけでは、南部国境県を効率的に取材できるわけはない。テロにはある程度の波があって、各種報道を逐一追っていけば「次の山は来週だ」などと読めるようになってくる。ただそれだと、競輪や競馬の目を予想しているというか
『【note】そこにいればいつでも出会えるテロ Chapter 1 陸軍分隊を従軍取材① 陸軍広報幹部との腕時計交換』の画像

 日本人が南部国境県をフラフラしていると、「日本人がこんなところで何をしている」と心配されるが、長い目で見れば我々の存在は決して特別ではない。この辺りにはちょっとした言い伝えが残っている。「第2次世界大戦(太平洋戦争)が始まる数年前、1人の日本人が突然、
『【note】Chapter 12 日本が引き変えたタイとマレーシアの国境』の画像

 パタニーの史書には数回、日本との関わりを示す記述が登場する。日本人が想像する以上に、パタニーと日本は古よりとつながっていたらしい。パタニー王国は海上貿易の主要港として栄え、ヨーロッパ、中東、インド、中国、そして日本などと交易があった。1511年にマラッカ
『【note】Chapter 11 古より日本が登場するパタニー史』の画像

 最初に会ったときにはパッターニー県知事、その次に会ったときには南部国境県5県を管轄する「南部国境県管轄センター」長官に昇進していたパーヌ・ウタイラット氏。南部国境県についていろいろ取材しているとはいえ、こちらは一介の記者に過ぎない。県のトップである県知事
『【note】Chapter 9 日本より身近な役人② その日に会ってその日に取材』の画像

↑このページのトップヘ

Copyright, NECOS (Thailand) Co., Ltd., Inc. All Rights Reserved. newsclip.asiaに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
สงวนลิขสิทธิ์ตามพระราชบัญญัติลิขสิทธิ์ พ.ศ.2537 (ปี 1994)